全銀河系の皆さんこんにちは。山形出身のCALIでおます。
前回の記事では山形県の観光名所「山寺」の記事を書かせて頂きました。
今回は山寺で約1000段の階段の洗礼を受け、擦り減った体力を回復させるべく伺った
「水車生そば」さんをご紹介させていただきます。

山形はですね、やたらと麺類を好むんですよ。
名物は「蕎麦」そして「ラーメン」あと山形の郷土麺で「麦切り」なんてものあります。
子供の頃は家族の外食はもっぱら蕎麦orラーメン。ファミリーレストラン的な施設には誰かが誕生日じゃないと行かなかったので、子供ながらに「ファミレスは豪族が行くところ」という印象でした。

特にラーメンなんて消費量日本一ですからね。
これ初めて知った時めっちゃびっくりしたんですよ。
確かに地元帰るとラーメン屋さん多いなとは思いますけどこれほどまでとは。

とまあそんな感じで、
山形県民の主食である蕎麦とラーメンを1つの店舗で同時に楽しめるのが、
今回ご紹介させていただく「水車生そば」さんなんですね~。これは一石二鳥(?)ですわ(?)
ちなみに山寺からは車で大体30分くらいの天童市にありますので、近場でとってもいい塩梅です。

水車生そばの「水車」ってなんぞや?と思われた方もいると思いますが…


そりゃあもう水車だからですよ。

店の前では大きな水車が実際に動いています。
実に風流で、「おっしゃめっちゃ食べよう」という気持ちにさせてくれます。

店内では、実際にそばを打っている様子を見ることが出来ます。

そして先ほどから将棋の駒の主張が強いですが、それもそのはず。
天童市は将棋で有名な町。毎年春には「人間将棋」というイベントが開催されます。
しかし今年は中止になってしまったので非常に残念…。

元気な店員さんに案内され、席に着きメニューを眺めます。
豊富なメニューの中から選び抜いたのは、水車生そば名物の「鶏中華」!


ふつくしい…

そば屋さんらしい節の出汁が効いたスープです。
そして優しさの中に潜むコショウがピリリとほどよいアクセント。
つるっとしたのど越しの良いちぢれ麺は何度でも口に運びたくなります。
揚げ玉がこってり感、三つ葉が爽やかさを演出。

ラーメンのお供には「げそ揚げ」をどうぞ。


ジュルリ…

なぜか山形のおそば屋さんでは、げそ揚げを出します。
理由は存じ上げませんが、「蕎麦×げそ揚げ」は山形では一般的なんですよね。
今回はラーメンですがせっかくなので注文してしまいました。

もちろんお蕎麦も非常に美味しいですので、胃が大容量の方はどちらもお楽しみください!


さすがにお腹いっぱい!

欲張りすぎてしまいました。
なかなかのフードファイトを繰り広げてしまいましたが、山形は本当に麺が美味しいのです。
「水車生そば」さんのみならず、無数のそば屋さんとラーメン屋さんがひしめき合っています。
めくるめく山形の麺文化に触れあってみては如何でしょうか…。

というわけで今回はこの辺で!
また来月お会いしましょう。