こんにちは!
秋田エリア担当の恋愛と絡めたがりライター Wです。

今回紹介するのは、角館武家屋敷通り!
約400年前から受け継がれる名家や200年の歴史を持つ母屋など時代をタイムスリップしたかのような感覚になる建物が並ぶのが武家屋敷通りです。

 

 

石黒家と青柳家は江戸時代に秋田を治めた佐竹家に仕えた武家として今も語り継がれていますが、石黒家は角館武家屋敷で唯一直系の子孫が今も母屋に住んでいる家になり、この二つの家は有料で家の中を観覧することができます。

 

角館観光協会様 https://tazawako-kakunodate.com/category/visit/bukeyasiki/d/12

 

趣のある門構えに圧倒されていると、外国人観光客の方々からシャッターを押してほしいとカメラを渡されました。 もちろん快諾し記念撮影をしていると、次から次と4組連続で外国人グループの写真撮影をすることになります。 おそらく中国語かなという方々や英語の方、日本語が上手でしたがドイツから夫婦で来たという方まで、歩いている半分は外国人ではないかというくらいでした。 そう!ここ角館はインバウンドに成功している地域と言ってもよいでしょう。 外国人の好きな日本のものというと必ず「SAMURAI」が挙げられます。武家屋敷=SAMURAI が海外にうまく発信できている証だと思います。

角館観光協会様 https://tazawako-kakunodate.com/category/visit/bukeyasiki/d/12

 

青柳家では刀や鎧の展示も行っており、有料で鎧を着ることもできます。

このように、イメージを上手に狙った方向へ転嫁できる例は少ないですが、地方の各都市も見習いたいものです。

 

 

さて、外国人の方々と触れ合いやすい環境の角館武家屋敷通りですが、外国の方と交流を持ちたいという方は、心理学でいうところの認知的不協和理論を使うと親密になれるかもしれません。

どういうことかというと、人間は自分の行動には必ず正当性があると思いながら行動します。

男性でも女性でも自分の好きな人に「その手袋貸して」「教科書忘れたから見せて」と言われたら誰でも快く協力すると思います。 その人のために何かしてあげたというのが、心地よくなるからです。 それを、何の好意もない人にするとどうでしょう? 例えば「カメラで写真撮ってください」というとしましょう。 言われた人は、何の縁もゆかりもない人から言われているので断ることができるのですが、自分もしてもらったことがあるしと思い大抵の人は写真を撮ります。

この時、「知り合いでもない人の頼みを聞いてしまっている」という認知的不協和から、この不協和の違和感や不快感を解消し自分の行動を正当化しようと、「きっとこの人はいい人だから私は写真を撮ったんだ」「この人は、わたしを親切な人だと思ったから頼んできたんだ」と思考してしまうのです。

 

これを使うと、ただでさえ異国に来て不安な外国人の方に写真を撮ってくださいとお願いをすると、相手の外国人の方は「私を親切な人だと思って頼んできたんだから、この人も親切に違いない」と思い、そのあとの会話の壁が取り払われるのです。

人間って不思議な生き物ですよね? でも、そんな不完全な人間同士だからこそ助け合いが生まれるのかもしれませんね。 そんな素敵な出会いが生まれるかもしれない角館武家屋敷、一度行ってみてはいかがでしょうか?