みなさんこんちは!

恋愛と絡めたがりライターのワトソンです。 今回は珍しく恋愛ではなくまじめな小バナシを一つ(笑)

他人の年収って気になりますよね?

30代ともなると久々に会った同級生の年収が自分の倍だったなんてことも全然ある話です。
もちろん仕事や会社、地域、年齢によってバラバラなのですが、地域で最低賃金が違うように年収も地域差があったりします。

その話の前に、平均と中央値の話をしましょう。
日本の男女合わせた全年齢の平均年収が約420万円といわれています。
が、果たして多くの人はそれだけの金額をもらっている実感があるでしょうか?
実は、平均で年収を出すと世の中の価値観からは上ぶる傾向にあります。

例えば、100人の村で1人だけ年収1億円で残りの99人が年収0円だったとします。
平均だと1億円を100人で割りますので、平均年収100万円の村になります。
これって、村の実情とだいぶ違いますよね? 99人は0円なわけですから。

そこで、世の中の実情に即した計算が「中央値」というものになります。
これは、全体の中のほぼ真ん中の数字を導き出す方法で、すごく雑に言えば高い数字と低い数字をカットして真ん中の数字を用います。
例えば年収が下記の村では
10万が1人
200万が1人
500万が16人
1000万が1人
5億円が1人

平均2960万円になりますが、中央値は500万になります。
さて、この村に住む多数の人からするとどちらが実情に即しているでしょうか?
2960万以上もらっている人なんて1人しかいないので、当然中央値の500万円ですよね?
中央値だと、先ほどの100人の村で1人だけ年収1億円で残りの99人が年収0円だった場合、中央値は0円になりこの村の大多数の人の実情に即した数字になります。

これを踏まえると、日本の男女全年齢の年収の中央値は約360万円程となり、だいぶ世の中の実情に近づいたんじゃないでしょうか?
これを年齢別にみていくと
20歳 200~220万円
25歳 250~270万円
30歳 330~350万円
40歳 400~420万円
50歳 510~530万円

地域で行くと
1位  東京 541万円
47位  沖縄 313万円

となっており、年齢や地域でだいぶ変わってきます。
東京都の港区に限定すると、年収の中央値で1061万円というとんでもない金額になります(笑)

とまあ、こんな風に世間の実情に照らした年収中央値も年齢や地域、男女で結構差が出てきますので、気になる方は自分の年収の中央値を検索してみてください。