こんにちは。
さらだちきんです。
時の流れは早いもので気づけば令和3年度も残り僅か。
平成から令和に変わってから約2年半もの月日が経ちますが、思い出を振り返るとコロナの話題ばかりで非常に世知辛い世の中になったなぁとつくづく思います。
しかし、最近ではコロナが落ち着いてきているのか、街中の人通りも増えて従来通りの活気を取り戻しつつあるように感じます。
このままコロナが終息した暁には、もっと色々な場所へ出かけたり美味しいものを沢山食べに行ったりしたいものですねぇ~。

さて、コロナの話は大概にして本題へ。
今回はさらだちきんが大好きな吊り橋についてご紹介します。

今回ご紹介する吊り橋は福島県福島市にある「滝のつり橋」という土湯温泉の近くにある観光名所です。


「滝のつり橋」という名前の由来は写真を見てわかると思いますが、”滝の上に吊り橋がかかっていから”という単純明快な由来。
ここでは滝のマイナスイオンと吊り橋を渡るスリルを同時に味わうことができます。
しかし、このつり橋までたどり着くには、生い茂った雑草と昆虫達と闘いながら険しい山道を登っていかなければなりません・・・。

登っている途中で気づいたんですが、恐らく順路とは逆のルートから登ってしまいました。
まぁどうせ最終的にはつり橋にたどり着くので気にしないで進むことに。
しかし、道が想像以上に急勾配のため、さらだちきんの膝の時限装置はすでにカウントダウンが始まっていました。
一方、一緒にいた嫁は遥か後ろのほうで見えない敵(本人いわく虫)とシャドーボクシングを始める始末。
嫁はこの世で虫という存在が一番嫌いなので、山道の疲れと虫との格闘により失神寸前でした。


道中は悪いことだけでなく、ちょうど半分くらい登ったところに、土湯温泉の街並みを見渡せるちょっとした絶景スポットがあります。
絶景というほどではないですが、ここまでの苦労と見晴らしが相まって、まるでゴールまでたどり着いた気分でした。
しばらく休憩したのちに、再び吊り橋めがけて進むことに。
そして、身も心もボロボロになりながらもようやく吊り橋に到達することができました。


間近で見るつり橋は圧巻ですね。
つり橋を眺めるのもいいですが、つり橋の醍醐味といったら渡っている時のスリル。
意を決して恐る恐るつり橋を渡ることにしました。

渡った感想はというと・・・

・・・?

全く揺れません。
むしろその辺の歩道橋よりもしっかりとした造り。
試しに修学旅行生みたいにジャンプしたり激しく横揺れしたりもしましたが、微動だにしません。
日本の建造物に対する技術力は評価できますが、つり橋くらいは欠陥だらけの造りが丁度いいと個人的には思いました。
むしろ揺れるのはもちろん、歩くたびにきしむ音がして時々穴が開いているくらいのつり橋が最高なんですよね。
まあでもつり橋の上から下を見下ろせば滝が流れているので、癒しのスポットであることは間違いないです。

その後、滝のマイナスイオンを存分に味わったので、帰路に就くためつり橋を渡りきろうとしたその時、事件は起きました。
なんとつり橋の出口付近で2匹のスズメバチが”これ以上近づくな”と言わんばかりに飛び回っていました。
厳密にいえば、1匹は飛び回っていて、もう1匹はつり橋の手すりに止まってじっとこちらを見つめているという危機的状況。
このまま進むか、往路の生い茂った道のりを戻るかの2択に迫られ、嫁に意見を聞いたところ、「戻るのは嫌」とのことで突き進む一択に絞られました。
え、虫は嫌いでもスズメバチは大丈夫なのか?と思い、来た道を戻る交渉を重ねましたが、嫁は笑顔で「さらだちきんを盾にして進めばいい」という中々サイコな返答しかしてくれません。
さらだちきんが盾になるかならないかの議論を30分くらいしているうちに、2匹のスズメバチも痺れをきらしたのか、いつのまにかいなくなっていました。
そして、スズメバチがいないことを注意深く確認して、やっとの思いで山道を下ることができましたとさ。

ちなみに、下った先には無料で入れる足湯があります。

この日は平日だったのか、お湯が冷めきっている様子だったので入るのは断念しました。
こちらの足湯はつり橋まで登らなくても駐車場のすぐ近くにあるので、足湯メインで訪れるのもいいかもしれませんね。


我々はスズメバチに襲われましたが、どうやら熊も出没するみたいです。
さすがに熊に襲われたら、戻るか突き進むか考えてる余地はないですよね。

もちろん突き進む一択です!

それでは!