皆さんこんにちは!
青森エリア担当でアウトドアとBBQを愛するGKです!

まだまだ暑い日が続く中皆さん夏バテは大丈夫ですか?
毎日30度以上の日が続き私もすっかり夏バテになってしまいました。
夏バテで元気ない時は「甘酒」がオススメみたいなので
是非皆さんも飲んでみてくださいね!

でも、そんな夏バテの中でも以前取材で伺ったこの店に
行きたくなるお店を本日は紹介したいと思います!
(こちらは2020年3月以前に取材しました)

今回訪れたのがこちら!!

今回訪れたのは七戸にある十和田バラ焼き専門店「司バラ焼き大衆食堂 」さんです。

そもそも十和田バラ焼きって何?って人に軽く説明しますと、
「十和田バラ焼き」の発祥は十和田市のお隣・三沢市だとされているみたいです。
三沢市には太平洋戦争後に米軍基地が建設され、その際に全国から多くの建設作業員が三沢に移り住みました。
その作業員たちの胃袋を存分に満たすため、基地周辺で安く仕入れることができた牛のバラ肉を使った「バラ焼き」が発案されたそうです。
なぜその三沢のバラ焼きが十和田で有名になったかと言うと、
「十和田バラ焼き」は2014年に開催された「B-1グランプリ」でグランプリを受賞したことにより、
全国から脚光を浴びることになりました。また、南部鉄器のような鋳物の生活用品が十和田で手に入りやすかったことも十和田で根付いた要員の一つでもあります。

そんな十和田のバラ焼きをどうしても食べたくなり、スタンダートなバラ焼きと言えばココ!とばかりに有名な
「司バラ焼き大衆食堂 」さんにお邪魔したのです。

そんな「司バラ焼き大衆食堂 」の店内、「バラ焼き」はかつて屋台スタイルで提供されていたとのことでお店の中には、当時の雰囲気を少しでも再現しようと屋台も置かれておりました。
屋台文化の本場・博多から運んできたというこだわりようです。

今回私が注文したのが「十和田バラ焼き」900円(税込)です。
注文するとほとんど待つことなく鉄板に乗った玉ねぎと牛肉が運ばれてきました。


玉ねぎと牛肉の量が1.5対1になる割合が「十和田バラ焼き」をもっとも美味しくいただける黄金比らしいです。
火の通る時間が違うそれぞれの素材を同時に食べごろにするため、玉ねぎから焼くことがコツと言います。
「タワー焼き」は、それを実現するために編み出された秘伝なのです。

さっそくテーブルコンロに火をつけてもらい、玉ねぎから焼いていきます。
牛肉にはまだ手をつけません。全体にかけられてあるしょう油ベースのタレと一緒に混ぜていくと、少しずつ玉ねぎの色が変わっていきます。
火が通った頃合いを見計らい、次は一気に牛肉の塔を崩して焼いていきます。
初めてお店を訪れた方にも店員さんが優しくレクチャーしてくれるので誰でも美味しく焼くことができます。

10分ほど焼くとついに完成しました!!

さっそく実食。
アツアツの牛肉、甘く柔らかい玉ねぎ、しょう油ベースの甘辛いタレだけという非常にシンプルな組み合わせですが、色々な食材が調和したようなコクがあります。
タレには青森県産のにんにくやりんごが使われており、じわじわとタレのうま味が口の中に広がります。
 

ご飯の上に肉を乗せて食べれば、最上級の牛丼のような味わいに。肉のうま味と白米が合わないわけがありません!
多分ご飯3杯は食べれると思うのですが、これ以上太ると危ないので2杯で抑えておきました。
本当に大満足です!

十和田のバラ焼きはここだけではなく、馬肉や定食形式など様々なお店で提供しておりますので
青森に訪れた際は是非十和田のバラ焼きを食べてみてください。
いい感じにスタミナがつきますよ!

次回もお楽しみに!!