どうもさらだちきんです。

 

前回、「大内宿」についてご紹介しましたが、今回はその大内宿にある「ねぎそば」についてご紹介します。

ねぎそばは大内宿の名物として、箸のかわりにねぎ一本でそばを掬って食べるのが特徴です。
大内宿の食事処のほとんどがねぎそばを提供しており、どこの店をチョイスしようか迷いましたが、今回は「茶屋 石原屋」のねぎそばを頂くことにしました。

 

大内宿特有の茅葺屋根が江戸の雰囲気を醸し出し、食欲をそそります。
あいにくの天気でしたが、晴れの日ではテラス席で食事を楽しむこともできます。

雨も強くなってきたのでさっそく店内へGO

 

名物ということもあり、店内はかなりにぎわっています。
メニューはねぎそばを中心とした様々なそばが用意されており、お客さんの大半がねぎそば注文し、ねぎをかっ食らっていました。

ちなみにねぎそばの由来は、会津地方では古くからそばは祝いや徳川将軍への献上品として使われる食べ物であり、「切る」というのは縁起が悪く、ねぎを切らずに使ったのが始まりと考えられているそうです。
もともと会津地方には、「小さいお椀にねぎを挿して子孫繁栄を願う」という古くからの風習があり、それをヒントにしたとも言われています。

さっそくねぎそばを注文し、食べてみることにしました。

注文してから最初にやってきたのがねぎでした。
この大内宿の中ではねぎは食べ物としてではなく「箸」としての認識が強いことがわかりました。
ねぎそばのねぎは普通のねぎとは違って、掬いやすいように根元がまがっているのも特徴的です。
(ねぎ一本では食べ辛い人向けに割り箸も用意されていますのでご安心ください)

待つこと数分、そばがやってきました。

こちらが名物ねぎそばです。
ねぎ以外は普通のそばと何の変哲もありません。
見よう見まねでねぎ一本でそばを掬ってみましたが、案外掬いやすかったです。(箸が上手に使えない人にとってはこっちのほうがいいのかも?)

事前情報でそばを食べつつ合間にねぎをかじって食べるのが基本らしいので、ねぎをかじってみましたが、普通に辛いです。

最初は抵抗がありましたが、食べていくうちにそば、めんつゆの甘味と相まって最終的にはおいしく平らげることができました。
ねぎそばは美味しさを求めるのではなく、雰囲気を楽しむという名目で食べることをオススメします。
口の中は・・・まあご想像の通りです。ガムやブレスケアは事前に買っておきましょう。

 

 

以上、大内宿のねぎそばでした。