皆さんこんにちは!
年中筋肉痛のサラダチキンです!

梅雨に入り、雨が降ったりジメジメとした気候が続いていますが、皆さんは日々しっかり鍛えていますでしょうか。
コロナや天候により、どこにもいけないこのご時世こそ己(自分の体形)と向き合い邁進していくチャンスなのではないかとサラダチキンは思います。
さて、今回はこのご時世で紹介すべきかどうか悩みましたが、皆さんが大好きな温泉についてレビューさせていただきます!

今回ご紹介する温泉は、旅館として初めて国の登録有形文化財に指定された会津東山温泉「向瀧」になります。

登録有形文化財とは、1996年の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財のことです。
登録有形文化財には定められた基準がいくつかあります。

・建築後50年を経過しているもの
・国土の歴史的景観に寄与しているもの
・造形の規範となっているもの
・再現することが容易でないもの

この条件に当てはまる建造物が基準となり、その建造物の第一号として登録されたのが向瀧になります。
サラダチキンが訪れた日は天気が悪く、あまりいい写真が撮れませんでしたが、川の対岸からのアングルは雑誌にもよく登場するくらい有名なシャッタースポット。夜はライトアップされてまた違った景色が楽しめますので、時間帯をかえて何枚か写真におさめておくことをオススメします。
サラダチキンの撮り方が悪いのかセンスがないのかわかりませんが、雑誌やSNSにあがっている写真を見たほうが確実に参考になるので調べてみてください。

 

向瀧の内装に関しても職人の伝統的な技術により、見て楽しみ、漂って楽しむように設計されています。
レトロな雰囲気とほのかな光が心地よく、どこか懐かしさも感じられ心がなごみました。
廊下の外をのぞけば、細部まで手入れが行き届いた庭園も楽しむことができます。
夜になれば庭園もライトアップされ、より一層美しい景色になり、緑の時期はもちろんですが、春の桜や秋の紅葉、冬の雪見も絶景で、冬には名物の「雪見ろうそく」も実施されます。

さて、続いては皆さんお待ちかねのお食事についてご紹介していきます!

 

向瀧は季節によって提供される料理が変わります。春夏秋冬すべての季節に応じた郷土料理を提供してくれます。化学調味料を一切使用せず、素材そのものの味を楽しむことができます。ちなみにサラダチキンが訪れた季節は秋ですので、写真はすべて秋の献立になります。
おいしいのはもちろんですが、すべての料理において「やさしい味」に仕上がっています。サラダチキンは昔に比べてあぶらっこいものや、濃い味に少し抵抗を感じるようになったので、こちらの料理は箸と酒が進みました。
この日だけは筋肉の成長に悪影響を及ぼすアルコールも我を忘れて摂取し続けてしまいました。やってくれましたね向瀧さん・・・。

写真におさめ忘れましたが、地酒を含め、お酒の種類も豊富ですので、ぜひ日本酒と一緒に食を楽しんでみてください。

また、会津には独特の食文化が残っており、昔の殿様が、「海の鯛に匹敵する鯉料理」を提唱した「鯉の甘煮」も向瀧でも名物として提供されています。

うわ~・・・鯉かよー・・って正直最初思ってしまいました。
しかし、食べた瞬間衝撃がはしりました。
それはまるで恋に落ちたかのような衝撃。
めちゃくちゃ旨いです。初めて鯉を食べましたが、臭みがなく身がしっかりしていて食べ応えも十分あります。
けっこうなボリュームなので食べきれなかった場合はお土産としてパックに包んで持ち帰ることもできますのでご安心ください。もちろん無料で包んでくれます。

今回ご紹介した向瀧ですが、国の有形文化財であり、景色や食に関しても非の打ちどころないのにも関わらず、一泊1万円台で泊まることができます。コストパフォーマンスが高いというのはまさにこのことでしょう。
向瀧の近辺には観光できるスポットも沢山ありますので、旅行で訪れた際はこちらの向瀧に一泊して素敵なひと時をお過ごしください。

↓過去のコラムに近辺の観光地も紹介していますので参考にしてみてください↓
鶴ヶ城


赤べこづくり